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このフィリグリーという言葉。耳馴染みのない方も多いでしょう。フィリグリーとは ”金属(金もしくは銀)を細くした糸を編み上げ、溶接することによって生み出す『金線・銀線細工』”のこと、もしくはその技術を指します。糸状のワイヤーを巻くだけでも大変な作業ですが、それらを壊さずに丁寧に溶接していくのがこの技術の難しいところ。 でもそうしてできあがったフィリグリーは、金属なのにレースのように繊細で美しい。 その美しさを表現できるのがこの銀線細工、フィリグリーなのです。 ちなみにこのフィリグリーという技術。 始まりは古代北アフリカに遡ります。古代エジプト遺跡からも金を使ったこのフィリグリーのジュエリーが見つかっているそうです。 その後イスラム文化の流出と共にフィリグリーは全世界に広まります。 ヨーロッパはもちろん南アメリカ、アジアにまで広がり、実は日本にまで広がりました。 中世ヨーロッパの貴族社会でもこのフィリグリーは重用され、カメオや宝石を取り囲んだりするのにこのフィリグリーの技術はよく使われました。 しかしそのうち次第にフィリグリーは少なくなっていきました。 一つの物を製作するのにそれほどの時間をかけられる職人が減ってしまったからです。 アンティークジュエリーの世界でも、本物のフィリグリーが見られるのはある一時期だけのようです。 現在でも世界の隅々にはフィリグリーを作ることの出来る職人さんはいます。北アフリカならチュニジア、ヨーロッパならポルトガル、南アメリカならペルー、そしてプティ・マニスの商品を作ってくれているアジアのインドネシアなど。 しかしその職人の数は時代を追う事に減少しています。 プティ・マニスの専属契約工房のお話をお聞きしても、職人をこの銀細工作りに留めておくのが一つの仕事のようになっているそうです。 というのも、作ってもあまり儲からないから。そして作業が大変だから(特に目を酷使するので、あまり仕事をしすぎると40代で仕事ができなくなる人が多いそうです)。 他に年齢に縛られずに稼げる仕事があるとすぐにそちらに転業してしまうのだそうです。 ポルトガルでも職人さんの減少には歯止めがかかっていないという記事も見かけました。 (ちなみに日本のジュエリー職人さんも作ることは可能だそうです。 ただしこの細工は大変な時間と工程が必要なために、この細工では商売にならないんだそうです。 秋田県や長崎の平戸には職人さんはおられますが、その分作品はプティ・マニスと比べて大変高価なものです。) それだけ本物のフィリグリーは現在見ることができなくなっているのです。 プティ・マニスは皆様に、本物のフィリグリーの美しさ、職人の技による芸術的な美しさを、
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