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![]() エルミタージュ美術館コレクションロシア・エルミタージュ美術館(wikipedia)のコレクションのフィリグリー芸術作品の展示会が数年前にあったようで、その本が出版されているのを発見しました。 この本の内容が大変素晴らしい!!長年フィリグリーの歴史を探し求めていたわたしにとっては涙ものでした。(>>Putih Manis Blog) 17~18世紀頃、大航海時代に、多くの銀細工職人、フィリグリー(銀線細工)職人・作家(その多くが作家の名前を残していません)が活躍していたかがつぶさにわかるような作品の数々。 こちらの文章も追ってご紹介したいと思いますが、こちらに掲載されていたフィリグリーの歴史としては、 「大航海時代初期、覇権を握ったポルトガル、スペインが、それぞれ領土にしたり、航海で渡っていた地域にフィリグリー技術を持ち込んだ。そこで技術を得た職人、主に中国人、インド人、またはバタヴィア人(インドネシア人)を使って、宮廷細工を作らせ、ヨーロッパ宮廷に持ち帰った」 というのが主な歴史のようでした。 確かに今フィリグリー職人の村が残っているのは、ポルトガル、スペイン船が立ち寄った国の奥地ばかりです。(参照:現代のフィリグリー) 残念ながら中国はその後の歴史の変動で職人さんが残っているとは聞いたことがありませんが、こちらの本に掲載されていた明らかに中国文化の影響を受けた、フィリグリー細工は傑作です。 またインド人作家も多く活躍していたようですね。(現在、かすかに残るのみでほとんど現地にも残っていないようです。) この本から大きく写真が掲載されていたものから抜粋して、スキャンして掲載しました。 写真をクリックするとさらに大きくなります。目の保養になりますので、是非ご覧ください。
いかがでしたでしょうか。 わたしのつたない訳ですが、フィリグリー・銀線細工芸術の最高峰ともいえるコレクションを少しでも見ていただいて、フィリグリー・銀線細工が「芸術」であったことを皆さんに知っていただければ幸いです。 また追ってこちらの本にある、フィリグリー技術の伝播についての歴史を訳していきたいと思います。(どうもwikipediaよりこちらの方がより正確に調査されているようです)
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